「検証安倍イズム」の検索結果

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柿崎 明二、岩波書店 岩波新書、平成 27年(2015年) 第1刷、224 p、サイズ(cm): ･･･

「美しく誇りある」父のような国家が、国民一人ひとりを子のように指導し、守っていく―。異次元緩和や賃上げ税制など経済政策から教育、憲法改正、安全保障法制まで、安倍流国家介入型政治に通底するのは「国家の善意」である。その思考と意志を、国会審議や諮問会議議事録など「首相自身の言葉」から探る。 目次：序章　国家性善説から国家先導主義へ / 第１章　始まっている国家先導（賃金引き上げ　「瑞穂の国の資本主義」へ；「女性の活躍」　経済的視点からの成長戦略；ほか） / 第２章　何を「取り戻す」のか（二つのメッセージ　「美しい日本」観の発露；集団的自衛権　首相による解釈改憲こそ「王道」；ほか） / 第３章　「国家」とは何か―祖父・岸信介と政治改革という二つの源流（国家と個人は「父と子」；岸イズム；ほか） / 終章　国家先導主義の行方（積極的平和主義と対米従属；「国民のため」から「国家のため」へ　反転の危険性）