けれども私は〜の在庫検索結果 / 日本の古本屋

月の輪書林
東京都大田区東矢口

￥3,000

氏原大作、利根書房、昭和18年、256頁、1冊

初版　●「約束をはたすためには勇気がいります。この書物の中にでてくる支那人の運命はあまりに悲惨です。四五年前までは、こんな話は子供にきかせてはいけないといふことになってゐました。けれども私はわざと書きました。それは、今の少国民の勇気を信頼したからです。大東亜決戦下の少国民は、これくらひの話で心をいたませてはなりません。正面から堂々と取り組んで読みこなすだけの勇気がなければなりません。それでなかったなら、兵隊がのこした約束は、とてもはたされません」（氏原大作「あとがき」より）。

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約束　（短篇小説集）　　●野間仁根装幀＆挿絵

￥3,000

氏原大作、利根書房、昭和18年、256頁、1冊

月の輪書林

後漢の儒学と『春秋』

中国書店
福岡県福岡市博多区中呉服町

￥9,900

齋木哲郎著、汲古書院、2018年

后汉的儒学和春秋齐木哲郎汲古书院

後漢における儒學の展開を春秋學との関係で捉えた画期的論考なる！

【本書より】（抜粋）

本書では十篇の論文が收められ、その内既出の論文は二篇であり、しかもその二篇とも改修ないし大幅な加筆が施されており、それ以外の八篇はいずれも初出であって、本書の體裁はほぼ世にいうところの「書き下ろし」に近い。或いは、本書は私が後漢の儒教をどのように見ているかを世に示す初めての機會であるかもしれない。そうであれば、本書は先に刊行した私の『秦漢儒教の研究』の姉妹篇とも目されよう。その意味では、本書のタイトルも「後漢の儒教と『春秋』」とすることが相應しかったのかもしれない。けれども、私はそれを敢えて「後漢の儒學」と改めた。儒教經典の解釋學が中心であるから「儒學」が似つかわしいとの思いは勿論あった。けれどもそれ以上に私には、たわいもないこだわりであるが、そうしなければならない私なりの理由があったのである。

後漢の儒学と『春秋』

￥9,900

齋木哲郎著、汲古書院、2018年

后汉的儒学和春秋齐木哲郎汲古书院後漢における儒學の展開を春秋學との関係で捉えた画期的論考なる！【本書より】（抜粋）本書では十篇の論文が收められ、その内既出の論文は二篇であり、しかもその二篇とも改修ないし大幅な加筆が施されており、それ以外の八篇はいずれも初出であって、本書の體裁はほぼ世にいうところの「書き下ろし」に近い。或いは、本書は私が後漢の儒教をどのように見ているかを世に示す初めての機會であるかもしれない。そうであれば、本書は先に刊行した私の『秦漢儒教の研究』の姉妹篇とも目されよう。その意味では、本書のタイトルも「後漢の儒教と『春秋』」とすることが相應しかったのかもしれない。けれども、私はそれを敢えて「後漢の儒學」と改めた。儒教經典の解釋學が中心であるから「儒學」が似つかわしいとの思いは勿論あった。けれどもそれ以上に私には、たわいもないこだわりであるが、そうしなければならない私なりの理由があったのである。

中国書店