【フランス語洋書】 マルティン・ルター : ひとつの運命 『Martin Luther, un destin』（1928年刊の再版） 1re édition

￥980

• 著者 Lucien Febvre (リュシアン・フェーヴル) ; postface de Robert Mandrou
• 出版社 Presses universitaires de France (= puf, フランス大学出版局)
• 刊行年 1988年初版
• ページ数 210 p
• サイズ 19 cm
• ISBN 9782130418795
• 状態 並
• 解説 【ペーパーバック】1988年初版。表紙の上からパラフィン紙カバーで保護しております。ISBN：9782130418795、ISSN：0291-0489。
  表紙にややスレ・背に退色等、若干の使用感があります。また裁断面に若干ヤケ・一部に薄い小シミやくすみ、表紙の上角から巻頭50ページほどの上角にかけて折れ跡があります。本文は特に問題はありません。
  
  ●シリーズ名：Quadrige
  
  ●Reprint. Originally published: Paris, 1928
  
  ●日本語訳書『マルティン・ルター : ひとつの運命』 (キリスト新聞社, 2001) の刊行があります。
  
  ●著者：リュシアン・ポール・ヴィクトル・フェーヴル (Lucien Paul Victor Febvre、1878-1956)
  　フランスの歴史学者。
  フランシュ＝コンテ地域圏の歴史を政治・宗教・社会の総体的な位置づけのもとに執筆した論文が高く評価されました。
  また、1922年の『大地と人類の進化－歴史への地理学的序論－』では歴史学と地理学、社会学等の周辺領域の学問の連関を主張。この時期にストラスブール大学の同僚であるマルク・ブロックと「生きた歴史学」の必要性において意見を交わしています。
  1929年、二人は歴史学誌の創刊を実現し、自身の歴史学における経済学・社会学の重要性の主張をこめ、『経済社会史年報』Annales d'histoire, economique et socialeと名づけます。『経済社会史年報』はその後たびたび誌名を変えることとなるため、総称して『アナール』と呼ばれました。ここに集まった歴史家が主導した潮流が、後にアナール学派と呼ばれています。
  　フェーヴルの歴史学の特色として、文献史料主義への批判、学際性の提唱、テーマ史・問題史の提唱が挙げられます。
  　日本語訳書に『大地と人類の進化　歴史への地理学的序論』『書物の出現』など。
  
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