福田行戒
■商品詳細
【書名】 賜明治天皇天覧 行戒上人之和歌 短冊
【巻冊】 一枚
【著者】
【成立】 明治期
★ 福田行戒 没年:明治21.4.25(1888)
生年:文化6(1809)
明治初期の浄土宗の僧,仏教学者。一説に文化3年生まれ。武蔵国豊島郡(東京都台東区)に生まれる。6歳で小石川伝通院で出家する。19歳で京都に遊学,嵯峨正定院の立道,比叡山の慧澄について天台,律,倶舎などを学ぶ。伝通院にもどり,当時の学頭の徳本門下の鸞洲 について浄土学,唯識を学ぶ。比叡山から寛永寺に移った慧澄について再び天台,倶舎を学んだ。研究心旺盛で,その学問,人徳が優れていることで,仏教界で知られるようになる。慈雲の通仏教的な学問の影響を受けており,26歳で『仏遺教経節要』を講じ,『天台四教儀』『菩薩戒経義疏』を講じた。嘉永5(1852)年伝通院の学頭になり,その後,処静律院に退隠し,清浄心院,回向院を歴住する。明治維新の初めの排仏毀釈に対して,諸宗の高僧と図って明治2(1869)年に「東京諸宗同盟会」を作り,その盟主となる。また政府の肉食妻帯令に反対する。同6年には大教院の教頭となり,『梵網経』を講じた。キリスト教を破斥し,キリスト教批判書を著した。僧侶の自律反省を促して仏教復興に努めた。鵜飼徹定 の『釈教正謬再破』,原担山の『仏法実験論』を批判した。伝通寺,増上寺を歴住し,浄土宗東部管長となり,同10年に浄土宗管長となる。著作は多く,絵画や絵をよくした。『大蔵経』出版の志を持っており,宋,元,明,高麗の各版『大蔵経』を校訂し,『大蔵経』(大日本校訂縮刻)の刊行を行った。
★ 迅速丁寧な発送を心懸けております。
★ 海外発送も迅速に対応いたします。
★ ご注文はインターネットからではなくても、電話・ファックス・ハガキ等でも承ります。ご遠慮なくお申しつけください。
★ クレジット決済のお客様は別途クレジット決済が行えるメールをお送りいたします。
★ お振り込みをご希望のお客様は大変お手数ですが必ずお振り込み方法をご連絡くださいませ。