他人(ひと)まかせの自伝 : あとづけの詩学 パリのカフェの小さなテーブルで、ふと耳元によみがえった亡き父の声。それは夢で聴いた声であり、そこからある物語が生まれた──。現代世界文学の旗手として注目される著者が、自作を手がかりに創作の契機を綴ってゆく。フィクションと現実を行き来するように語られるエッセイは、それ自体ひとつの作品として豊かな味わいをもつ。
『山の音』こわれゆく家族 <理想の教室 / 亀山郁夫, 小森陽一, 巽孝之, 西成彦, 水林章, 和田忠彦 編 山の音>
カフカの父親 <Contemporary writers 文学の冒険>
〔LP〕井上堯之 on the boat/On the Boat オン・ザ・ボート
〔LP〕大野克夫/Windward Hill ウィンドワード・ヒル
〔LP〕下田逸郎/Love Song In The Night