著:藤沢 周平 ; 編:文藝春秋、文藝春秋、平成 11年(1999年) 第1刷、170 p 絶版、サ・・・
諦念をひめた静かな叙情。藤沢さん二十代の療養生活、みじかい句作時代の百余句。その明澄な世界は藤沢文学の源泉そのものである。 著者は郷里で肺結核と診断され上京、北多摩の療養所に入院した。二十六歳の冬である。手術後、句作をはじめ、所内の同人句誌や静岡の俳誌に作品をよせる。それは、みじかいけれど真剣で充実した時間だったという。「初鴉病者は帰る家持たず」をはじめとする悲歎と諦念をこめた句や、「軒を出て狗寒月に照らされる」など鮮烈な写生句が、あわせて百あまりのこされた。 目次:「海坂」、節のことなど / 「海坂」より / 「のびどめ」より / 拾遺 / 随筆九篇
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