木田 元、講談社 講談社学術文庫、平成 9年(1997年) 第12刷、248 p、サイズ(cm): ・・・
ニイチェが「神が死んだ」と予言した現代は、従来の価値体系が崩壊し、思想史の上でもルネサンスの時代に比すべき大きな転換期をむかえている。そのなかでフッサール、メルロ・ポンティ、レヴィ・ストロースら現代の哲学者たちが、心理学や言語学、人類学などの人間諸科学と交流しながら追求する哲学の新しい方向とは何か。そして彼らが負った共通の課題とは…。人間の存在を問う現代哲学の書。 目次:序 理性の崩壊 / 1 20世紀初頭の知的状況 / 2 人間存在の基礎構造 / 3 身体の問題 / 4 言語と社会 / 5 今日の知的状況
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