エリザベス・キース (Elizabeth Keith)、大正13年(1924年)、38.8x26.8・・・
サイン無し。
額は付属しません。版画のみの出品です。
トリミング、裏打ち有り。
2箇所の裂け・破れが裏打ちにより補修されています。(5,6枚目の画像参照)
●エリザベス・キースがフィリピン・ルソン島北部のバギオ地方を訪れた際に制作された作品。
民族衣装をまとった山岳民族イゴロットの宴席と伝統舞踊の様子が、夕暮れの村落を背景に生々と描かれています。
●作者:エリザベス・キース(Elizabeth Keith, 1887-1956)
イギリス・スコットランド出身の女性版画家・水彩画家。
1887年
イギリス・スコットランドのアバディーンシャーに生まれる。独学で水彩画などを学ぶ。
1915年(大正4年)
初来日。日本で雑誌を刊行していた義兄と姉を訪ね、日本の風景や風俗に強く魅了され長期滞在を決意。
1919年(大正8年)
東京の三越で開催した朝鮮半島を描いた水彩画の個展会場で、版元・渡辺庄三郎と出会う。
渡辺庄三郎から木版画の制作を強く勧められ、同年から渡辺版画店で木版画(浮世絵木版技法を用いた新版画)制作に乗り出す。
1920年代前半
朝鮮、中国、フィリピン、東南アジアなど各地を精力的に旅し、現地の風俗や人々の日常を主題とした優れた木版画を次々と発表する。
1924年(大正13年)
約9年間に及ぶ長期滞在を終えてイギリスへ帰国。ロンドンの王立芸術院などで展覧会を開催し成功を収める。
1930年代
2度にわたる再来日を果たし、アジア各地の取材や作品制作を継続。1938年頃までに100点以上の木版画作品を残す。
1956年 ロンドンにて逝去。
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