大木会 編、中川書店、2009年、402p、21cm
カバー(少ヤケスレくすみ)
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はしがき
このたび、知的障がいをもつ人たちが演劇活動をとおして、どのように豊かなこころを育み、人間関係の広
がりと生きる力を獲得してきたのか、三〇年におよぶ実践の記録をまとめて出版する運びとなりました。
滋賀県にある知的障がい者の生活施設、正しくは更生施設・授産施設といいますが、あざみ寮・もみじ寮に
入所する八〇人の寮生(利用者)さんは、それぞれに自分にできる仕事をもち、働きながら協同して暮らしを
営んでおります。今年で創立五六年四〇年を迎えました。その長いあゆみの中で、第一回の寮生劇「ロビン
フッドの冒険の冒険」が演じられたのは、今から三〇年ほど前の一九七九年、当時寮生さんの多くは二〇代後
半の青年たちでした。爾来、五年ごとに六回の公演を行ってきました。 そもそも全員で出演する企画は、創立
記念の行事に暮らしの主体者である寮生さんたちの日ごろの学びとその獲得してきた力を披露しようというこ
とで始めたと記憶しています。もともと劇を楽しむという経験は、それまでから施設の暮らしの中では大切にしてきたものです。(以下略)
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