小野 善康、中央公論新社 中公新書、平成 22年(2010年) 4版、223 p 絶版、サイズ(c・・・
新古典派経済学者が先導した小泉「構造改革」は果たして有効な措置だったのか。ケインズ『一般理論』に立ち戻り不況の原理を探る。 長期にわたった景気の低迷に対して、小泉内閣が行った「構造改革」は有効な措置といえるのか。経済学者間の意見は対立し続け、経済学への信頼までも揺らいでいる。ケインズは一九三〇年代の世界不況を目の当たりにして主著『雇用・利子および貨幣の一般理論』を執筆した。本書はその欠陥も明らかにしつつ、ケインズが論証することに失敗した「不況のメカニズム」を提示し、現代の経済政策のあり方を問うものである。 目次:第1章 ケインズ経済学の基本構造(二つの不況観;需要不足のメカニズム ほか) / 第2章 失業と需要不足(新古典派経済学の特徴;貯蓄と投資の不一致 ほか) / 第3章 利子と貨幣(投資の決定要因;何が利子を決めるのか ほか) / 第4章 景気循環と経済政策のあり方(賃金の変動と景気循環;不況下の経済政策) / 第5章 不況理論の再構築(何がわかり、何が残されたか;新しい不況理論 ほか)
配送方法:
郵便受けへのお届けの♦ネコポス¥350 (サイズA4以内・厚さ2.5㎝・重量1㎏以内)。
上記大きさ以外は、サイズA4以上か重量により♦クロネコ宅急便
または♦レターパックプラス¥520 を使用致します。こちらは対面お届けで受領印かサインが必要になります。
いずれも配送記録のあるものを使用いたします。
発送後、追跡番号をお知らせいたします。
迅速に発送することを心がけております。