パージナ
東京都中央区日本橋富沢町4-6 Core-46 Bldg.
¥16,500
彦坂尚嘉 : 著 ; 木村恒久 : 装幀、田畑書店、1974、289p、19.5 x 13.4cm、・・・
初版、 カバー
Ⅰ 新興芸術の位相
1 軍事の風景と映像の風景
(1)"血"は、空から降下せねばならぬのではないのか?
(2)〈自明性の大地〉にはめこまれてしまった『天使の悦惚』
(3)大衆感性凍結機構が維持する〈風景〉はわれわれと無縁か?
(4)物質は消滅する-〈映像の風屈〉
(5)〈軍事の風屈〉は映像を物質的形態へと還元する
(6)補-ナチス美術について
2 五人組写真集編集委員会
(7)〈1973年京都ビエンナーレ〉のアンケートヘの解答
3 カメラ・オブスクーラと遠近画法
(8)イメージ主義への回帰とイヴェントの頽廃的復活
(9)映像表現'72
(10)美術の位相からの社会的実践
(11)遠近画法の均質な空間とその理念
(12)とりあえず反覆的様式としての実践から
4 「年表・現代美術の50年」あとがき
(13)作製の経過
(14)編纂の意図
5 プラクティスと出会わし事
(15)美共闘REVOLUTION委員会・1971
(16)映画への復帰
(17)〈美術家の映画〉はありえない
(18)新興芸術の位相ー"美術の自立"に対する二つの立場
Ⅱ 反覆
1 美術家であること
(1)自らが素通りした現実に、逆にからめとられてしまう
(2)敗北を意図的に選びとること
(3)私的司祭としての自己
(4)自己自身の現実それ自身であろうとすること
2 戦酪的後退期の終焉
(5)出発点としての〈反覆〉
(6)反覆する〈生活〉の基底層としての日常性の空白
(7)スローガンとしての〈表現〉の武装は、戦略的視点しか意味しない
(8)戦略的視点から解体期スターリズムへの巓倒堕落、そして再度の反覆からの下降
3 反覆
(9)方法としての反覆から、反覆の反覆による変様の変様へ
(10)〈方法の実践化〉と〈実践の方法化〉の円環
(11)方法としての〈反覆〉が出会った敗北
[ほか]
Ⅲ 表現の武装
1 李禹煥批判ー〈表現〉の内的危機としてのファシズム
2 〈美共闘〉資料集
付 渦状星雲HOME!
1 敗北の時代・宣言
(1)「外」第1号
(2)「外」第2号
(3)「外」第3号
2 愛国日本万才・青い空
3 思想集団「存在」ー声明文
4 ぼくのために死んでくれるみなさんへ
あとがき