監修=直木孝次郎(大阪市立大学名誉教授 相愛大学教授)、森杉夫(大阪府立大学名誉教授 大阪経済大学教・・・
初版第1刷 函=(函カバ退色、背切れ、、スレ)有り 2冊1函入。 帯=無し。 小口=経年良好。 頁=「書き込み無し」と査定。 旧刊行記念特価29,600円 / 特別付録=「大阪府全図」有り。 / 「歴史地名通信」(月報のようなもの)有り。 /・瀬戸内海に面し、大和川・淀川両水系をもつ大阪。この歴史の堆積。・ 大阪府の面積は、全国の都道府県中もっとも狭い。しかし日本列島のほぼ中心に位置し、瀬戸内海に面するという地理上の好条件に恵まれて、早くから文化が開け、古代では摂津国の東半部と河内・和泉両国とを領域とし、奈良県の大和国、京都府の山城国とともに畿内を形成、政治の中心地となった。遣隋、遣唐などの外交使節は、大阪港の前進である難波津から発着し、外交上の要地でもあった。のち、豊臣秀吉の時代を除き、日本の政治は大阪府を離れるが、農業や各種の手工業はいよいよ栄え、ことに商業の面では日本の中心的地位はゆるがず、難波津には日本各地の船が出入し、全国の富の七分は大坂に集まるといわれた。項目数約4,100、地名からたどる大阪府の歴史大辞典。大阪の見直しはこの一冊から。-函カバより。(刊行年 1986年)