津久井龍雄 著、桃蹊書房、昭和16年初版、260p、19cm
昭和16年初版。研究室 (顕真学苑) 除籍本。
本文含め、全体的に経年によるヤケがあり、表紙にやや反りがあります。表紙に装備シール1枚貼付・一部に薄いくすみ・背に1点小傷み・上端の中央に小凹みがあります。また見返しにヤケ・蔵書印等が計3点あります。本文は特に問題はありません。
●著者:津久井 龍雄 (つくい たつお、1901-1989)
ジャーナリスト、右翼活動家、国家社会主義者。
資本論の全訳を行い、国家社会主義を唱えた高畠素之の門下。プラトン、J・S・ミル翻訳者。
大正15年、赤尾敏と右翼団体「建国会」設立。建国会の会長に上杉慎吉、顧問に平沼騏一郎、頭山満、荒木貞夫を迎え、理事長は赤尾、書記長は津久井が務めました。
第1回東京都議会議員選挙に渋谷区から立候補し、当選しますが、戦後、公職追放。
昭和27年、赤尾敏とファシスト団体・国家主義政党の「東方会」を再建しました。
●顕真学苑
仏教学者の梅原真隆が創設した、真宗学を中心とする仏教文化研究所。本書はそこの蔵書本です。
●梅原 真隆 (うめはら しんりゅう, 明治18-昭和41)
仏教学者。
浄土真宗本願寺派梅原山専長寺27代・29代住職。
龍谷大学教授、京都市議会議員、本願寺派執行、本願寺派勧学寮頭(5期)、顕真学苑主幹、参議院議員(1期)、富山大学第3代学長。
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