嘉手納宗徳、あき書房、1987/11、378頁、A5判
函 『研究余滴』に発表したものを中心に全5部構成。1歴史論考(「琉球史再考」、「中山の武備」、「甘蔗と砂糖の来歴」、「山南王の系譜」)、2『球陽』論考(「『球陽』校訂本編集について」、「校訂本『 球陽』その後」、「『球陽』初回の編集」、「『球陽』の中の方言」、「球陽漫歩」、「『遺老説伝説』について」、「蔡鐸本『中山世譜』について」)、3冊封使論考(「陳侃が見た琉球」、「使録つれづれ」、「張学礼と『使琉球記』」、「蕭祟業・謝杰『使琉球録』」、「郭汝霖使録の欠字」、「李鼎元、琉球への行程」、「『中山沿革志』に見える琉球の使者及び官生」)、4『李朝実録』論考(「第一尚氏末期の李の俗尚」、「『李朝実録』漫歩」、「『李朝実録』の「久辺国」について」、「尚金福王代の琉球」、「『海東諸国紀』の末尾の「琉球国」」、「『海東諸国紀』の「琉球国」」、「『高麗史』『李朝実録』李関係年表」)、5文化史論考(「冊封使録に散見する芸能」、「踊奉行」、「打花鼓」、「侏り(ジュリ)」、「中国文化の将来者達」、「沖縄の双六『聖人上』」、「壺屋あれこれ」、「馬市街(マチ小)」)