(北斉)魏收 撰 唐長孺 陳仲安 王永興 魏連科 点校、中華書局、2017年01月、(精装)
魏書 1-8(修訂本) /點校本二十四史修訂本 精装
魏书(共8册:点校本二十四史修订本)(精)
『魏書』は北魏(386-534)の歴史を紀伝体で記した正史。北斉・魏収の編纂。1970年代に唐長孺教授(1911-1994)による点校本(以下「旧版」)が出され、引用史料の広汎さと校勘・標点の正確さは、今なお評価が高い。本書は中華書局《点校本二十四史修訂本》の一つで、以下の4点を修訂の要点としている。
1. 「中華再造善本影印中国国家図書館蔵三朝本」をあらたな通校本として採用。
2. 旧版の校改・校記・引証箇所について、全面的に版本との照会作業をおこなった。原則として旧版の成果を尊重しつつ、修訂総則に基づいて最小限の修正・削除を加えた。旧版において校記無しで版本から文字を改変している箇所については、その理由や典拠が提示可能な場合には校記を補い、改変に疑義が残る場合には、底本の文字に戻している。
3. 段組み・標点などの面でも、旧版の解釈を原則とし、明らかな間違いの修正と、新規定に基づく調整を加えるに留めた。
4. 今次の修訂作業にあたり、若干の新出墓誌史料と最新研究成果を反映させた。
《魏书》是一部记述北朝拓跋氏所建立的北魏及东魏历史的纪传体史书,作者魏收。全书130卷(含子卷),包括本纪十二篇12卷,列传九十二篇98卷,志十篇20卷。不计子卷为114卷。全书完成于北齐天保初年,搜罗史料翔实丰富,是研究北朝史的基本史料。《魏书》成书后,渐有散佚,至北宋时期,全阙者27卷,不全者3卷。魏收之后,学者利用《北史》和唐人《高氏小史》补残缺卷次。
修订本《魏书》以百衲本为底本,以三朝本、南监本、北监本、殿本为通校本,以汲古阁本、局本为参校本,谨慎吸收了新出土的墓志材料和新研究成果,严格遵循古籍整理规范,审慎去取。《魏书》点校本原有校勘记1993条,修订本校勘记增加到了3306条。其中,删去旧校90余条,新增校记1400余条,改写旧校450余条,沿用旧校(含依体例改动)1450余条。新增校记相当于原有校记的七成。原点校本分段、标点成就卓著,此次修订主要针对原先的错误或新规定要求作了必要的调整。《魏书》修订本是在原点校本基础上的全新升级本。
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