セミの追憶 第21回川端康成文学賞受賞作 思い出の従軍慰安婦は今どうしているのか。ビルマ、中国に転戦した遠き日々。一兵卒の日常から、心に感じた人たちとその運命を描く。表題作ほか「チリ紙の住所録」「三流の貧乏」など珠玉の8篇を収録。
妻の部屋 : 遺作十二篇 貴重な作家を失った。戦争の記憶を終生つむぎ、亡妻、旧友をしのびつつ、自身の年輪をここにしるす。
曲がり角で: 若いころの安岡章太郎・古山高麗雄たちとの交友に触れて
反時代的、反教養的、反叙情的 : 必ず、何か、いいものがある ベスト新書