荻原雲来 編纂 ; 辻直四郎 協力 ; 鈴木学術財団 編、講談社、昭和62年第3刷、序文・目次10p・・・
定価19,000円
函に小汚れ、帯に傷みが有ります。
本体は特に問題は有りません。
●新装版:増補改訂版 (鈴木学術財団 昭和54年刊) を縮刷したもの
●荻原 雲来 (おぎわら うんらい, 明治2-昭和12)
和歌山県出身の浄土宗の僧侶、仏教学者・サンスクリット学者。日本のサンスクリット語研究、サンスクリット文献に基づいた仏教研究の先駆者であり、大成者です。
ドイツのカイザー・ヴィルヘルム二世大学に留学し、サンスクリット語研究の泰斗エルンスト・ロイマンに師事しました。明治37年にケンブリッジ大学図書館所蔵の貝葉本『瑜伽師地論菩薩地品』の校訂・研究し、ストラスブール大学より学位を授けられ、そのケンブリッジ大学図書館所蔵貝葉本『瑜伽師地論菩薩地品』の公刊にあたって、師であるエルンスト・ロイマンが書評をとり、荻原の名声は日本内外に轟きました。帰国後は宗教大学教授・芝中学校校長・東京大学講師・大正大学教授を歴任しました。
著書に「実習梵語学」「法句経」など。
●辻 直四郎 (つじ なおしろう, 1899-1979)
古代インド学者・言語学者。東京大学名誉教授、東洋文庫理事長。旧姓は福島。東洋文庫理事長 (創立メンバーの一人)。
日本におけるインド古典学研究を開拓し、業績は海外の学会でも高く評価されています。
イギリス・オックスフォード大学等でパーリ語・サンスクリット語、ヴェーダを初めとする古代インド文学・神話学、ケルト語とバルト語・印欧比較言語学を学びました。
東京帝国大学教授時代の門下生に、仏教学者の渡辺照宏、インド文学者の田中於菟弥、言語学者・西洋古典学者の高津春繁。戦後は古典文献学の原實、インド学者の松山俊太郎等がいます。
没後、蔵書1万2000点が東洋文庫に納められ、「東洋文庫所蔵 辻文庫目録」(1982-85年)が発行されました。
著書に『梵語文法』『ヴェーダとウパニシャッド』『サンスクリット読本』『古代インドの説話 ブラーフマナ文献より』など、多数あります。
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