白木 正四郎、花乱社、2017、503p
2016年秋,日本でサミットを狙った国際テロが発生した。標的は原発。 日本はあの時,なぜ地熱に舵を切らなかったのか──。日本のエネルギーの救世主である地熱発電を殺したのは誰か。
世界を震撼させた福島原発事故を経て,なぜ,なおも原発を選ぶのか。
阿蘇カルデラの地熱開発に挑む男たちの物語『龍の塔』(1988年刊)から30年。相次ぐ国際テロ,大規模自然災害,大きく変化する世界情勢を踏まえ,大幅加筆し再編実際に地熱開発に携わった著者による,現在起こりつつある「エネルギー問題」に挑んだ渾身の近未来小説。
帯、カバーあり未使用品。
きれいな本です。