鬼を飼うゴロ ゴロの家族は、お父ゥとお母ァと精薄なトミ姉とおばば、それにゴロの耳のおくにすみつている小鬼のポンチだ。こいつ、イキがよくって、ピチピチしていてめんこい。 大好きな両親を失っても、いつものびやかなゴロ少年の心の成長を、東北地方の山村の四季をりおりの美しい自然を背景に、みずみずしい感覚と独特の魅力的な文体で描いた秀作。 1971年、サンケイ児童出版文化省対象、野間児童文芸賞を」受賞。 <角川文庫>
現代の女流文学 瀬戸内晴美 吉田知子 安西篤子 河野多恵子 田中阿里子 北畠八穂 森茉莉 第2巻