山本 博文、宝島社 宝島社新書、平成 26年(2014年) 第1刷、302 p 絶版、サイズ(cm)・・・
本書は、近世政治史研究の第一人者・山本博文博士が、丹念な史料探索によって、江戸時代の一般人像を現代に蘇らせた意欲作である。武士と現代サラリーマンは、何が共通していて何が異なるのか。本書を読めば、新たな視座が得られることだろう。歴史の教科書では、江戸時代を士農工商という身分制で説明してある。しかし、武士は支配階級、百姓・町人は被支配階級という捉え方は、短絡的で誤りであることがわかる。さらにまた、我々一般人が江戸時代の史料をひもとき読み込むための方法も紹介してある。本書で江戸を読む技法を身につければ、時代小説や大河ドラマが一〇〇倍楽しくなること請け合いだ。 目次:序章 「徳川中心史観」にとらわれずに江戸を読もう / 第1章 武士とは何か(「武士道とは死ぬことと見付けたり」―武士の決断; ほか) / 第2章 武士の出世競争と藩の不況対策(幕府に見る「出世」の仕組み―武士と人事; ほか) / 第3章 幕府を揺るがした大事件(島原の乱と「ハルマゲドン」―江戸の宗教事件; ほか) / 第4章 江戸時代の調べ方(裁判史料の読み方―大岡越前の判決史料; ほか)
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