月の輪書林、九曜書房、なないろ文庫ふしぎ堂、本の散歩同人、1992年10月、48頁、1冊
後書は、月の輪書林。本来は九曜さんの担当だったが、月の輪頼むと言われて急遽「古本市場日記」を書いた。風俗資料のウブい一口物が出て、張り切って札を入れるも全敗して大いにくやしがっている。微笑ましい。
●1859番 藤沢周平書簡 2通 各封筒付 ペン書便箋3枚&13枚 昭和44年 8万円
「本名・小菅留治は41歳、日本食品新聞社に勤めていた。文面は、関西支社に転勤になったばかりの後輩への励ましと近況報告。驚くべきは、400字詰原稿用紙を半裁したものに散文詩が書きつけられていること。「藤沢周平」デビュー直前の内面を伝える好資料」。(1992年10月)
●東京の古本市場の一つ、中央市会の通常市で1万1千円で落札したもの。小菅留治が「藤沢周平」に化けることになるとどうして見抜けたのか、記憶になく謎だ。そんなことより、藤沢周平の散文詩が気になる。詩を目録に書き写していれば、貴重な藤沢周平資料になったのに。大いに悔やまれる。実は、お金に窮すると幾度となく、店内探索を試みるも残念ながら発見出来ていない。店のどこかに眠っていることを願うのみ。姿をあらわしたら、50万円と値付けする心積もりです。(2024年2月4日午前8時)
※振込のお客様へ。
お振込後にその旨お知らせください。
※郵便振替口座へのお振込確認は少々お時間をいただいております。
確認でき次第、すみやかに発送いたします。
※いちばんお安く、かつきちんとお送りできる方法をとります。
※ご注文はお電話・ファックス・おハガキでも承っております。
※発送完了時に追跡番号がついたものは番号をお知らせします。