日本文化私観 : ヨーロッパ人の眼で見た <講談社学術文庫>
日本文化私観 : ヨーロッパ人の眼で見た <講談社学術文庫> ドイツの世界的建築家ブルーノ・タウトは、1933年に憧れの日本を訪れた。伊勢神宮や桂離宮など日本古来の建築にふれたタウトは、そこに日本美の極致を見た。簡素・単純・静閑・純粋――それらの絶妙な均斉を具現した桂離宮を絶賛、その対極として華美な日光東照宮を捉え、さらに仏像、能、歌舞伎などにも深い関心をよせた。日本文化の再評価に大きな影響を与えた、タウトの最初の日本印象記。 <講談社学術文庫>
日本文化私観 ヨーロッパ人の眼で見た 講談社学術文庫1048
ブルーノ・タウト <講談社学術文庫> <講談社学術文庫> 1933年にナチスを逃れて来日、桂離宮を「日本美の極致」を具現したものと絶讃し、日光東照宮を「キッチュ(いかもの)」と評したドイツの建築家ブルーノ・タウト。3年半にわたる日本でのタウトの足跡を丹念に辿り、また「キッチェ」というドイツ語の語源に遡って、それが単なる否定概念ではないことを検証するなど、従来のタウト像に独自の光をあてる。“漂泊の人”タウトを感銘深く描いた名評伝。
高橋英夫著作集 テオリア 6冊一括(1.3.5.6.7.8 全8巻の内2.4 2冊欠)