事象そのものへ! 思考の発生と運動を、非人称かつ詩的な言葉で刻みつけ、天才の登場を鮮烈に告げた記念碑的作品。哲学の巫女・池田晶子の仕事はここに始まる。
睥睨するヘーゲル 1,睥睨するヘーゲル 2、徘徊するヘーゲル 3,再び睥睨するヘーゲル,
超時と没我 : 埴谷雄高対話集 対談者=高橋留美子/池田晶子/島田雅彦/三田誠広/山口泉/小川国夫 いまだ出現しないものをすでに見てしまっていなければならないというのが、私が文学に無理強いに負わせている凝視力であるが、ここに収めた文章のなかでそのような架空凝視の機能について充分言い足りているとは思われない。そのような主題が一本の芯となって連なっていない感じがしても、架空凝視の機能の展開は小説の方に譲って、ここではただ幾つかの文章のそこかしこにその文学的志向が隠見しているだけでよしとしなければならない。私のこれまで書いたエッセイ、評論、回想、随想などのすべてをここに集める。(評論集「あとがき」より
Aki Inomata: significant otherness : 生きものと私が出会うとき
詳説デザインマネジメント : 組織論とマーケティング論からの探求 <デザインマネジメントシリーズ>