日本思想大系(48) 近世史論集

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• 著者 校注者：橋本 三之助・小倉 芳彦
• 出版社 岩波書店
• 刊行年 1974年 第１刷 615p ; サイズ(cm): 20 x 14 月報付
• 冊数 1
• 解説 文は人なりということばがあるが、史論の面白さは、筆者の歴史観や人物評の特色がうきぼりにされるだけだなく、それらを通じて筆者の人間像が躍動している点である。近世は史論の花盛りの時代であり、知識層がいろいろな立場から縦横に歴史論をたたかわせているが、近世の史論を代表するものは、やはり儒者のそれであろう。周知のように儒学には独特の歴史観と歴史叙述の方法があった。政治が民衆にとって善政となるも悪政となるも、すべて犠牲政者の道徳的責任であるという考え方がそれである。　　─北島正元　月報より
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