マイルズ・フレッチャー著/竹内洋、井上義和訳、柏書房、2011年、362頁、B6判、1冊
初版 カバー付 状態の良好な商品です。
2011年は、日米開戦70年に当たります。また、本書の主要な人物・三木清に大きな影響を与えた西田幾多郎の処女作『善の研究』が刊行されて、100年の節目の年でもあります。1930年代の後半から40年代の初めは、「東亜新秩序」「近代の超克」「世界史の哲学」のスローガンの下、京都学派の哲学をはじめ、日本思想が活況を呈した時代です。この時代を読み解くためには、本書は欠かせない1冊です。