神品芳夫・編/神品芳夫、杉浦謙介、田中謙司、内藤洋子、冨岡悦子、関口裕昭・執筆、みすず書房、2004・・・
初版 カバー 帯 -激動と抑圧の時代に自然詩の精神を守りぬいた詩人たち。時代と切り結ぶ徴としての自然形象に、文明社会の危機を読み取ってきたレルケ、レーマンからツェーランへ、現代詩の隠れた水脈を探る。(帯文) 2部構成 -神品芳夫「序説」/第一部 1945年以前の自然詩-あるいは国内亡命の生き方(第1章・オスカー・レルケ(神品芳夫) 第2章・ヴィルヘルム・レーマン(神品芳夫) 第3章・『コロンネ』周辺の詩人たち(神品芳夫) インテルメツォー・神品芳夫「ドロステ、メーリケ、レーナウについて」)/第二部 1945年以後の自然詩-あるいは自然による歴史の見直し(第1章・ペーター・フーヘル(杉浦謙介) 第2章・ヨハネス・ボブロフスキー(田中謙司) 第3章・ザーラ・キルシュ(内藤洋子) 第4章・パウル・ツェラーン(冨岡悦子) 第5章・その他の詩人たち(神品芳夫、関口裕昭)/結びとして/主要文献リスト/人名索引