寺山祐策, 八束はじめ, 大村麻紀子構成・編集、武蔵野美術大学美術資料図書館、128p、35cm
オーストリアの社会学者オットー・ノイラートによって考案されたアイソタイプ=国際絵ことばは様々な分野の統計図表として用いられ、世界中に広まった。現代のピクトグラム等の視覚言語の発祥ともいえるこのアイソタイプとオットー・ノイラートの世界を豊富な資料とともに紹介する。
■目次
・ごあいさつ
・オットー・ノイラートと世界の表象 八束はじめ
・ウィーン・メソッドからアイソタイプへ
・世界への広がり
・ゲルト・アルンツ
・マリー・ノイラート
・「ムンダネウム」と「世界博物館」
・都市の視覚化
・象形文字からアイソタイプへ 視覚人間オットー・ノイラートの軌跡 伊原久裕
・ゲルト・アルンツISOTYPEに形を与えた男 寺山祐策
・マリー・ノイラートと科学絵本 アイソタイプ絵本が語りかけるもの 本庄美千代
・オトレとノイラート 普遍教育と「新世界図絵」計画 大田暁雄