中原中也全詩歌集 全2巻上下揃 講談社文芸文庫 (1994年 2000年 第5刷 第10刷)
中原中也さらば東京! 「幼い頃への憧憬と望郷」「生きることの悲しみ」を表現し続けた詩人、中原中也。友人の小林秀雄に『在りし日の歌』の原稿を託し、故郷に帰る矢先、三十年という短い人生を終えた。「さらば東京!おゝわが青春!」『在りし日の歌』後記に記した締めの言葉に、彼はどのような思いを込めたのだろうか…。時を超え、輝き続ける詩と鮮烈な写真がシンクロする。 瀬尾/明男 1957年広島県生まれ。青山学院大学文学部史学科中退。音楽情報誌、教育雑誌の編集者を経て、1987年写真家に。装幀家・菊地信義のもとで数多くの出版物の表紙写真を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)