山本義彦 著、御茶の水書房、1996、xiv, 409p, 図版 [4] p、22cm
1996年初版1刷。カバー付属。定価:5,974円。
やや古書臭、カバーに薄いヤケ・部分的に薄いくすみ汚れ・上端に微スレ・背の下端に1ヶ所微裂けがあります。それ以外は特に問題はありません。
●標題紙裏のタイトル:Kiyosawa Kiyoshi and his thought on international relations and peace
●内容説明
昭和戦前期のファシズム下で民主主義と国際協調、平和、反戦を主張し、戦時下もリベラリズムの見地を一貫して守り、戦後の国際平和を希求し、かつ展望するという驚くべき思想性を堅持した清沢洌の初めての全体像。
●目次
序章 清沢洌の生涯と自由主義の立場
第1章 清沢洌の人物像
第2章 帰国後のジャーナリストとしての出発
第3章 民主主義論と女性の地位—『モダンガール』に見る
第4章 世界大恐慌期の国際協調と日米関係論—ロンドン軍縮会議、「満州事変」と国際協調の帰趨
第5章 アメリカ認識の発展—『米国の研究』、『アメリカを裸体にす』、『革命期のアメリカ』を中心として
第6章 「非常時」日本の自由主義とマルクス主義
第7章 自由主義とソ連批判の立場
第8章 外交問題研究家としての確立—日中戦争から日米対決の時代へ
第9章 戦後世界平和への展望—第二次世界大戦後の国際平和に関連して
●清沢 洌 (きよさわ きよし、1890-1945)
ジャーナリスト、評論家。
外交問題、特に日米関係の評論で知られ、またその太平洋戦争下における日記が『暗黒日記』として戦後公刊されたことでも有名です。「れつ」と呼ばれることもありました。
著書に『革命期のアメリカ経済』『第二次欧洲大戦の研究』『日本外交史』など、多数。
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