モンシロチョウの結婚指輪 太陽に組込まれた行動の鎖 現代の博物誌 <教養文庫>

￥500

• 著者 モンシロチョウの雄はどのようにして同種の雌を見つけ出すのでしょうか？一見どういうことがないように見えるこの問題も、モンシロチョウにとってはたいへん重要な問題です。かれらは、わずか一週間ばかりの短い生涯の間に、間違いなく自分の配偶者を見つけ出して結婚し、子孫を残さねばならないからです。一度たりとも配偶者の姿を見たこともないのに、毎年毎年、絶えることなく種族を維持しています。私はその難題を解決している本能の仕組みを調べてみようと、野外に飛び出したのです。―本文より―　目次:●"日"の歴史…里深文彦 ●太陽の功罪…中山茂 ●はじめに ●第一章 エソロジーの歩み ●第二章 モンシロチョウの手旗信号 ●第三章 モンシロチョウの花嫁衣裳 ●第四章 華麗なる母への転身 ●第五章 透視眼鏡で見た結婚指輪 ●おわりに ●主題別総索引 ●人名索引 ●コメント付参考文献　
• 刊行年 昭54
• 解説 文庫版　242頁　初版第4刷　社会思想社刊　小原嘉明/著　本体に焼け　カバーに少角折れ　天地小口と数頁に少シミ　3ページと4ページに少破れ　定価360円　
• 販売条件等 20210122YS6＜棚-105＞