私の作家評伝 １　草平・秋声・漱石・?外・武郎・藤村

￥1,100

• 著者 小島 信夫
• 出版社 新潮社 新潮選書
• 刊行年 昭和 47年(1972年) 初版
• ページ数 258 p 絶版
• サイズ サイズ(cm): 19.1 x 13.3 x 1.9
• 冊数 1
• 状態 並
• 解説 過去に研究し尽くされ、述べつくされている先人文学者たちは、必ずしも十分に理解されているとは限らない。時間のかけたベールというものや、研究家の焦点のあて方によって印章の異なる場合がある。私は小説家としての僅かながらの経験と、昔なら当然死んでもいい年齢まで生きた経験とを生かして、幾らか過去の文学者の姿を描いてみることが出来ればと思った。平凡なことが一番斬新で真実に近いという腹づもりでもあった。―著者　小島信夫の作家論は、作家の書いた作家論の一典型であって、秋聲ら明治初年生れの作家は背丈がひくかったとか、藤村には人前で手をついて詫びたい衝動があったとか書かれると、それだけでかなわないと思ってしまう。標題のつけかたひとつとっても、批評家とはちがって、読書欲をそそるようにできあがっている。所詮、客観的に正しいか正しくないかではなくて、人をうごかすかうごかさないかが問題で、近来こんなに人の心をゆりうごかす作家論は、ちょっと類がない。―平野 謙
• 販売条件等 並・スフトビニールカバー(薄ヤケ,縁周り中ヤケ,少縮み)・カバー(薄ヤケ,少シミ,縁周り中ヤケ)・本誌(・頁-薄ヤケ,少小シミ,後見返し頁「私の作家評伝」新聞記事添付有・天,地,小口-中ヤケ,シミ,薄埃ヨゴレ)
• 発送ポリシー 配送方法:
  郵便受けへのお届けの♦ネコポス￥350 (サイズA4以内・厚さ2.5㎝・重量1㎏以内)。
  上記大きさ以外は、サイズA4以上か重量により♦クロネコ宅急便　
  または♦レターパックプラス￥520 を使用致します。こちらは対面お届けで受領印かサインが必要になります。
  いずれも配送記録のあるものを使用いたします。
  発送後、追跡番号をお知らせいたします。
  迅速に発送することを心がけております。