世紀末芸術　新装版

￥1,010

• 著者 高階秀爾 著
• 出版社 紀伊国屋書店
• 刊行年 1982-10
• ページ数 233ｐ
• サイズ 18ｃｍ
• 解説 目次 /
  プロローグ――菖子に―― /
  序章 世紀末芸術とは何か /
  1 転換期の芸術 /
  歴史の盲点 /
  「自由美学」の展覧会 /
  芸術世界の拡大 /
  未来の芸術へ /
  2 新しい芸術理念 /
  新しいものへの意欲 /
  さまざまな呼名 /
  汎ヨー[ロ]ッパ的美学運動 /
  3 頽廃と新生 /
  美の殉教者 /
  怒れる若者たち /
  社会性の要求 /
  新しい文芸復興 /
  第二章 世紀末芸術の背景 /
  1 社会的風土 /
  平和と均衡 /
  不安と緊張 /
  「良き時代」 /
  四大芸術舞踏会事件 /
  2 機械文明の発達 /
  新しい材料と新しい技術 /
  技術者の登場 /
  技術から建築へ /
  万国博覧会 /
  写真術の発達 /
  3 ジャーナリズムの繁栄 /
  批評活動の隆盛 /
  美術雑誌の誕生 /
  芸術家の協力 /
  4 遙かな国・遠い国 /
  歴史趣味 /
  バロックとロココ /
  中世への憧れ /
  ケルト芸術 /
  ジャポニスム /
  第三章 世紀末芸術の特質 /
  1 華麗な饗宴 /
  装飾の復興 /
  レアリスムへの反逆 /
  実用性と装飾性 /
  広告と挿絵 /
  アラベスクの魔術 /
  2 魂の深淵 /
  表面と象徴 /
  印象から表現へ /
  夢と幻想 /
  3 よく見る夢 /
  夢の女 /
  サロメ /
  孔雀と睡蓮 /
  仮面 /
  焰と波 /
  華麗なる舞踏 /
  4 音楽性と文学性 /
  音楽への憧れ /
  詩人たちの世界 /
  百家騒鳴 /
  第四章 世紀末芸術の美学 /
  1 象徴主義 /
  印象主義への反発 /
  象徴の登場 /
  ルドン /
  神秘主義の呼声 /
  2 綜合主義 /
  分析から綜合へ /
  主観と客観の綜合 /
  ゴーガン /
  3 科学主義 /
  光と色彩の理論 /
  実験心理学 /
  スーラ /
  結び 二十世紀への道 /
  参考文献解題 /
  カバー（少ヤケ）本文良好です。グラシン紙包装にてお届け致します。