親鸞の本心

￥8,800

• 著者 谷口 雅春
• 出版社 日本教文社
• 刊行年 昭和 35年(1960年) 改装初版
• ページ数 329 p 絶版
• サイズ サイズ(cm): 18.9 x 13.3 x 1.8
• 冊数 1
• 状態 並
• 解説 巷には今日に至るも尚親鸞の教えに対するいくつかの解釈が存在する。歴史は現代に「科学万能時代」というキャッチフレーズを与えようとしている。しかし、心してそれを思う時、それは現代の物質偏重主義に冠せられたオーバーな呼称であり、それは又、頑固な唯物主義者の「隠れ蓑」であるかも知れない。かかる現代にこそ我々は何が「正」であり何が「邪」であるか、何が「真」であり何が「偽」であるかを真剣に判別する必要性に強く迫られる。本書は「正信偈」を中心として親鸞の真意と悲願を明らかにし、因襲の殻にとじこもる浄土真宗の教権と迷妄を徹底的に批判し、これによって親鸞の教えは新しい活力をもって現代に蘇り宗教の否定者にさえも満足出来るよう罪と救いの問題を、合理的に解明する。 目次：第1篇　正信偈に表れたる親鸞の心(第1章　總讚 / 第2章　彌陀章 / 第3章　釋迦章 / …他) / 第2篇　淨土眞宗を斯く信ずる(第1章　眞宗の本尊に就いて / 第2章　眞宗の最初の開祖に就いて / 第3章　阿彌陀佛と觀世音菩薩・ほか) / 第3篇　私の模範とする妙好人(第1章　播州の卯右衛門 / 第2章　筑前の正助 / 第3章　播州の市五郎 / …他)
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