宮崎清隆草稿「モグラの文化大革命」ペン書400字5枚完　三島由紀夫唯一の弟子　昭和43年

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• 解説 宮崎清隆■（1918年 - 2001年）日本の小説家、陸軍軍人。最終階級は陸軍憲兵曹長。
  日中戦争では陸軍憲兵曹長として、大陸で転戦し多くの戦傷を負う。戦後は戦争犯罪人として指名され「東洋の魔王」と呼ばれるが連合軍の追跡を逃れ中国を脱出し、6ヵ月の逃避行を行った。1951年日本独立に際し追及を解かれ、後にその体験などを綴った「憲兵」がベストセラーとなった。一部では下山事件の黒幕ともいわれている。『じつは、あなたの“憲兵”を読んでたいへん感動したんです。（中略）ぜひ、いちどお会いしたい』と突然、会ったこともない三島由起夫から電話があり「わたしは、いままで文学上の弟子は持たないことにしてましたが、あなたなら……」と、ぞっこん彼に惚れ込まれ、本格的に文学を志すよう熱心に口説かれて彼の初めての門下生になったという。
  -「アサヒ芸能」1970年12月10日号「三島由紀夫割腹自殺にもう1つの理由」より抜粋。