吾輩は猫である (他)僕の昔

￥770

• 著者 夏目 漱石
• 出版社 旺文社 旺文社文庫
• 刊行年 昭和 42年(1967年) 重版
• ページ数 525 p 絶版
• サイズ サイズ(cm): 15.5 x 11 x 2.4
• 冊数 1
• 状態 並
• 解説 ●『吾輩は猫である』―夏目漱石の長編小説であり、処女小説。「吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。」という冒頭の有名な一節。教師である苦沙弥先生の家に居ついた猫である「吾輩」の視点で、苦沙弥先生のところに集う様々な人々の人間模様が風刺的に描かれている。●『僕の昔』―明治期の文学者、夏目漱石の談話。初出は「趣味」［1907（明治40）年］。漱石の少年時代についての談話。馬場下町の名主で小兵衛という父のこと、四人の兄のこと、こどものころには実際に「坊っちゃん」の清のような「老婢」がいたこと、中学・大学のこと、松山での教師生活と「坊ちゃん」のこと、そして好きな落語のことなどについて語り、「この僕の昔の中には僕の今もだいぶはいっているようだね」と結ばれる。
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