隋唐帝国形成期における軍事と外交　汲古叢書165

￥15,950

• 著者 平田陽一郎
• 出版社 汲古書院
• 刊行年 2021年
• ページ数 620p
• サイズ A5
• ISBN 9784762960642
• 解説 北朝隋唐王朝の本質を「胡族性」と「国際性」の視点から解明する。
  目次
  凡例
  序説
  第Ⅰ部　華北における王朝交代と北方情勢
  第一章　突厥他鉢可汗の即位と高紹義亡命政権
  第二章　周隋革命と突厥情勢――北周千金公主の降嫁を中心に――
  第三章　柔然・突厥交代劇と柔然可汗一族のその後――郁久閭可婆頭の事績を中心に――
  第四章　営州の高宝寧政権崩壊から高句麗遠征へ――趙世摸郷兵集団の事例から――
  第Ⅱ部　北朝後期の軍制の展開と兵士の実態
  第一章　北朝末期の「部曲」について
  第二章　西魏・北周時代の「防」について
  第三章　隋代の鎮戍制度について
  第四章　隋代宿衛武官職に関する一考察――長孫汪の官歴を中心に――
  第五章　隋煬帝期府兵制の再検討――総管制廃止と都尉官設置について――
  第Ⅲ部　遊牧軍制として見た「府兵制」の発展
  第一章　唐代兵制＝府兵制の概念成立をめぐって――唐・李繁『鄴侯家伝』の史料的性格と位置づけを中心に――
  第二章　西魏・北周の二十四軍と「府兵制」
  第三章　北朝末期の「親信」について――「隋・于寛墓誌」の分析を中心に――
  第Ⅳ部　隋唐帝国の支配体制と軍事制度
  第一章　隋代の「給使」について
  第二章　皇帝と奴官――唐代皇帝親衛兵組織における人的結合の一側面――
  第三章　唐代の皇帝陵と折衝府――高祖献陵の警備体制を中心に――
  第四章　唐代の吐谷渾部落と折衝府――「唐・慕容曦輪墓誌」の分析を中心に――
  第五章　隋唐時代の「府兵制」と軍府
  ま と め　　　　　　　　　　　
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