中国古代における軍事と国家統治

￥11,000

• 著者 渡邉義浩 編
• 出版社 汲古書院
• 刊行年 2024
• ページ数 452ｐ
• サイズ A5判
• ISBN 9784762967528
• 状態 中古品
• 解説 軍事はどのような制度や思想に基づき展開され、国家統治の中でどのように位置づけられたのか。
  目次
  「古司馬法」と先秦「軍禮」の関係探微…　黄朴民（訳・小田凌平）
  王権の由来と軍事の正当性――清華簡『五紀』『参不韋』考釈――… 湯浅邦弘
  宋代における軍隊の文官統制とその作用…　陳峰（訳・佐藤大朗）
  魏晉中軍の成立をめぐって…　石井　仁
  旧作新読―チャールズ・アレン・ピーターソン　『安史の乱後における河北諸鎮の自治』を読んで―…　李鴻賓（訳・峰雪幸人）
  中国古代における軍事思想の展開と儒教…　渡邉義浩
  中国古代の限定戦争の伝統と辺疆の経営規範…　趙現海（訳・荒見愛）
  中国前近代における女性の従軍…　仙石知子
  三國時代の鼓吹曲について…　髙橋康浩
  秦漢時代の戦果報告――「首虜」「生口」攷――… 柿沼陽平隋煬帝の軍制改革と統治体制――虎賁郎将・虎牙郎将を中心に――… 平田陽一郎
  モンケ汗の征蜀に随従する華北漢軍将校「十九人」考――併せて元朝の侍衛軍創設の起源について――…　羅瑋 （訳・伊藤涼）
  金末の信安における抗モンゴル武装と元の「信安系」水軍将領…　劉曉（訳・田熊敬之）
  『府君教碑』に現れた後漢の地方統治理念…　郭慧瓊（訳・佐藤大朗）
  コメント（西山尚志）／あとがき／英文要旨