A Mathematician’s Apology

￥2,500

• 著者 G. H. Hardy（G・H・ハーディ）
• 出版社 Cambridge University Press
• 刊行年 1994年
• ページ数 153ページ
• サイズ ソフトカバー
• 解説 英語。経年のシミ、ヤケあり。書き込みなし。『A Mathematician’s Apology』は、1940年に発表された数学の美しさと純粋数学の価値を語る名著です。著者のハーディは、20世紀前半のイギリスを代表する数学者で、特に数論や解析学、ラマヌジャンとの共同研究で知られます。
  
  この本は、彼が晩年に執筆したもので、老いとともに第一線を退いた自身の人生を振り返りつつ、「なぜ数学をするのか？」「数学の価値とは何か？」といった問いに真摯に向き合っています。この書は数学者だけでなく、哲学者、文学者、芸術家など多くの人に読まれ、数学とは何か、創造とは何かを問い直すテキストとして広く引用されています。
  特徴：
  • 哲学的・詩的な筆致：論理的であると同時に、文学的でもあります。
  • 数学の美学を強調：「役に立たないことの美しさ」や「純粋数学の創造性」を力強く擁護。
  • 序文のC. P. Snowは科学と人文の「二文化」論でも知られる作家・科学者であり、ハーディの人物像に深みを与えています。