(仏) 芸術と人生〜 風刺画家アンドレ・ジル物語　 L'Art et la vie; Le roman d'un caricaturiste Andre Gill.

￥20,900

• 著者 J. Valmy - Baysse
• 出版社 Paris, Marcel Seheur
• 刊行年 1927
• ページ数 III, 322
• サイズ 255x190mm
• 状態 並
• 解説 フランス装、背上端と下端いたみ、前表紙書き込み、見返しにセロテープ跡、茶ばみあるが、本文良好。色刷り図版4葉。
  アンドレ・ジル（André Gill、1840年10月17日 - 1885年5月1日）は、フランスの風刺画家である。本名は、 Louis-Alexandre Gosset de Guînesで、ペンネームはイギリスの風刺画家、ジェームズ・ギルレイ (James Gillray) へのオマージュであったとされる。1865年から1868年の間、パリの絵入り週刊新聞、「La Lune」に有名な人々の似顔絵を書いた。「La Lune」が発行禁止になると、1868年から1876年の間、雑誌「L'Éclipse」に風刺画を書いた。...彼の描いた人物には、女優のサラ・ベルナール、政治家のオットー・フォン・ビスマルク、ジュゼッペ・ガリバルディ、文学者のエミール・ゾラ、ビクトル・ユーゴー、チャールズ・ディケンズ、芸術家のナダール、音楽家のアデリーナ・パッティ、リヒャルト・ワーグナーらがいた。...フランス第二帝政の皇帝、ナポレオン3世は、ジルの描いた肖像を好まず、1867年12月に「La Lune」は検閲を受け、出版禁止になると編集者のポロはその後継誌として1868年8月に「L'Éclipse」を創刊した。誌名の「L'Éclipse」は前の雑誌名が月を意味していたので、「月食」と名づけたものである。ジルは引き続き、この雑誌にも絵を描いた。...パリの自由な芸術家たち、詩人のシャルル・クロスやポール・ヴェルレーヌらと親しくなった。...1881年に精神に異常をきたした状態でブリュッセルの街を彷徨っているのを発見され[4]、精神病院に収容され、1883年にパリの病院に移された後、1885年に没した。...　著者について；https://fr.wikipedia.org/wiki/Jean_Valmy-Baysse