横山操遺作展

￥1,010

• 著者 朝日新聞東京本社企画部 編
• 出版社 朝日新聞東京本社企画部
• 刊行年 1977
• ページ数 1冊 (頁付なし)
• サイズ 24×25cm
• 解説 戦後の日本画壇に大きな旋風を巻き起こし、 画業半ばにしてなくな
  った"風雲児” 横山操画伯をしのぶ遺作展を開催します。
  横山画伯は大正9年、 新潟に生まれました。 31歳に川端龍子の主宰
  する青龍社に入り、 豪放な作品を次々に発表、 大作 「炎々桜島」 で念
  願の青龍賞を受賞しました。
  その6年後には恩師川端龍子のもとを離れ、 独往の境地に入って
  〈赤富士 > の横山操として一世を風靡する寵児となりました。
  日本画の将来は水墨画であるとの強い信念をもって、 水墨画の復興
  に取り組んで間もなく、 悲運にも病魔に犯され、昭和48年4月1日、
  53歳の若さでその生涯を閉じました。
  このたびの遺作展には初期の作品から絶筆にいたる数多くの代表作
  を展観します。 男性的な激しさの中に、寂しさと優しさを秘めて、 情
  熱的に画境を開拓していった画伯の足跡は、 この展覧会で十分にうか
  がえるものと信じます。
  ここに謹んで横山画伯のご冥福をお祈りするとともに、 この遺作展
  のために貴重な作品を快くご出品下さいましたご遺族はじめ、 所蔵家
  の方々、ならびに関係各位に厚くお礼を申し上げます。
  昭和52年5月
  朝日新聞社
  少ヤケ
  グラシン紙包装にてお届け致します。