ドイツ語洋書 革命的短絡主義を批判する【Zur Kritik der revolutionären Ungeduld】

￥3,800

• 著者 Wolfgang Harich(ヴォルフガング・ハリヒ)=著
• 出版社 Edition Etcetera
• 刊行年 1971年
• ページ数 117p
• サイズ 21.5x15cm
• 状態 中古品（並）
• 解説 ペーパーバック
  正誤表付属。
  経年により接合が弱くなっており、巻頭数ページが外れかけています。
  若干の古書臭が有ります。
  
  ●内容概要
  1960年代以降のアナキズム、反権威主義、急進的学生運動に対して、マルクス主義の立場から批判。
  制度の不安定化（Verunsicherung）という概念や、アドルノ、ゲーレンらの社会理論も引用しながら、アナキズム的言説の構造的な弱点を浮き彫りにしています。
  
  ●目次概要(和訳)
  1.無政府主義の根本動機
  2.支配なき社会―マルクス主義の究極目標として
  3.革命的性急さは願望的思考の産物である
  4.無政府主義と現実的な支配なき社会の条件
  　共産主義の完成、社会主義的再編、プロレタリア国家
  5.アナキズム的アポリティシズム（脱政治化）の危険性
  　反議会主義、無政府シンジカリズム、行動主義の問題
  6.制度批判思想の系譜（アドルノ、ゲーレンなど）
  7.革命の優先順位と「拡散した反抗」の無意味さ
  8.アナキズムと改良主義の共通点
  
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