【英語洋書】日本を襲ったスペイン・インフルエンザ : 人類とウイルスの第一次世界戦争『The influenza pandemic in Japan, 1918-1920 : the first world war between humankind and a virus』 1st English edition

アブストラクト古書店

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著者 Hayami Akira (経済学者速水融) ; translation by Lynne E. Riggs (リン・リッグス) and Takechi Manabu (武智学)
出版社 International Research Center for Japanese Studies (国際日本文化研究センター)
刊行年 2015 1st English edition
ページ数 xii, 252 p
サイズ 27 cm (ハードカバー)
ISBN 9784901558754
状態中古品（良好）
解説カバー付属。ISBN：9784901558754、ISSN：1344-4972。
カバー一部にシワ・背にやや退色・1点微傷がありますが、他は特に問題はありません。

●シリーズ名：Nichibunken monograph series (日文研モノグラフシリーズ), no. 18

●原著『日本を襲ったスペインインフルエンザ : 人類とウイルスの第一次世界戦争』 (藤原書店, 2006) の英訳

●内容
1918-1920年、日本を襲ったスペイン・インフルエンザを、人口統計・軍事・植民地・社会構造の多方面から分析。「人類とウイルスの最初の世界戦争」として、感染の発生から終息、再流行、統計的分析、軍事的影響、そして教訓までを体系的に描いており、COVID-19時代にも通じる感染史研究資料。

●目次訳
・序文・謝辞
・1: 1918–1920年パンデミック・ウイルス
・2: 1918年春から夏にかけての発生
・3: 変異ウイルスの襲来：1918年8月以降
・4: 初期の流行 (1918年秋-1919年春)
・5: 後期の流行 (1919年末-1920年春)
・6: 統計から見たインフルエンザ流行
・7: 日本軍におけるインフルエンザ
・8: 日本国内におけるパンデミックの諸相
・9: 日本の植民地におけるインフルエンザ流行
・10: 総括・対策・教訓
・終章
・付録1: 横浜市における死亡者数、肺炎による死亡者数、および肺炎患者の死亡率
・付録2: 軍艦〈矢矧〉の航海日誌
・参考文献. 日本地図. 地名索引. 一般索引.

●著者：速水融 (はやみあき、1929-2019)
　経済学者。位階は従三位。
国際日本文化研究センター名誉教授、慶應義塾大学名誉教授、麗澤大学名誉教授。経済学博士。歴史人口学、日本経済史専攻。文化勲章受章者。
日本に歴史人口学を導入したことで知られ、また「勤勉革命」を唱え、世界における勤勉革命論のきっかけを作りました。
　弟子に、斎藤修、鬼頭宏、友部謙一、黒須里美、田代和生、そして堺雅人主演で映画化もされた「武士の家計簿」の著者としても知られる磯田道史など。
　著書に『日本経済史への視角』『歴史人口学の世界』など。

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