【ロシア語洋書】 スターリン主義 (スターリニズム) の史学史：論文集 『Историография сталинизма : сборник статей』

￥3,200 （送料：￥180 ～ ￥2,500）

• 著者 под ред. Н. А. Симония (= N. A. Simonii︠a︡, )
• 出版社 РОССПЭН
• 刊行年 2007年発行
• ページ数 478 p
• サイズ 21 cm
• ISBN 9785824308914
• 状態 中古品（並）
• 解説 【ハードカバー】2007年発行。
  表紙に軽いスレ、背にやや縦ジワ、本文30枚程に鉛筆による線引き・書き込みがあります。それ以外は特に問題はありません。
  
  ●別タイトル：Istoriografii︠a︡ stalinizma : sbornik stateĭ
  
  ●"Научное издание" (科学出版物) -- Colophon
  
  ●内容
  ロシア人文科学基金の支援によって刊行された、スターリン主義研究の史学的展望をまとめた学術論文集。
  スターリン体制をめぐる研究史 (史学史) を整理し、ソ連・ポストソ連期の主要な解釈モデルや研究潮流を再構成。
  序文ではスターリン主義を「20世紀ロシアの思想的鏡像」と捉え、政治史・社会史・文化史の諸分野を横断的に分析。各章では、工業化と集団化、トゥハチェフスキー事件、民族政策、大祖国戦争の記憶、スターリン像の変遷など、史学的論争点を包括的に論じています。
  
  ●主な目次訳
  ・序文
  ・スターリン主義の社会文化的起源：史学史的ディスコース
  ・ソビエト・ロシアにおける一元的権力の成立過程の研究史とその理解
  ・スターリン主義と工業化の「飛躍」：ソ連およびポストソ連史学の主要な傾向
  ・農村における社会主義実験：ソ連の集団化現象に対する史学的評価
  ・スモルヌイでの銃声：陰謀か、それとも「悲劇的偶然」か
  ・「謎の1937年」：史学的モデリングの試み
  ・赤軍 (РККА) における陰謀：トゥハチェフスキー事件をめぐる史学的ディスコース
  ・大祖国戦争前史：現代ロシア史学における扱われ方
  ・「元帥裁判」：大祖国戦争におけるスターリンの役割をめぐる現代の議論
  ・諸民族の悲劇：協力主義と民族移送をめぐる歴史文学
  ・1946-1953年のスターリン：新史料と新しい理解の試み
  ・民族政策におけるスターリン主義：史学的諸問題
  ・スターリン期民族政策の史学史：政治的状況から学問的理解へ
  ・スターリンとスターリン主義研究の史料源：インターネット上の研究動向
  ・スターリン独裁に現実的な代替は存在しえたか
  
  ■送料：全国一律430円
• 発送ポリシー ●商品の価格や重量に応じ、日本郵便のゆうメール, ゆうパケット, レターパック, ゆうパックのいずれかで発送いたします。
  ●送料のご負担をお願いいたします。
  ●弊店は適格請求書発行事業者です。インボイス制度対応の書類を発行いたします。
  ●原則、先払いをお願いしておりますが、公費購入(後払い)も承っております。
  ●海外発送にも対応しております。