【英語洋書】 法雨：仏教環境思想の源流『Dharma rain : sources of Buddhist environmentalism』

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• 著者 edited by Stephanie Kaza and Kenneth Kraft
• 出版社 Shambhala Publications
• 刊行年 2000年初版
• ページ数 viii, 491 p (本体厚さ：約3.5cm)
• サイズ 23 cm
• ISBN 1570624755
• 状態 中古品（並）
• 解説 【ペーパーバック】2000年初版。
  表紙に薄いヤケ・一部にシミやシワ・角の一部に大きく折れがあります。また小口の一部にシミ・天に長さ5cm程の筋状の汚れがあります。本文は特に問題はありません。
  
  ●内容
  深刻化する環境危機に対し、仏教はいかなる応答をなし得るのかを問い直すアンソロジー。
  題名の「法雨」は『法華経』に由来し、仏の教えが雨のようにすべての存在を等しく潤すという比喩を、現代の地球的課題へと接続しています。
  初期仏教・大乗仏教の経典、説話、詩文から、道元・明恵・芭蕉に至る東アジアの思想、さらにティク・ナット・ハン、ダライ・ラマ、ジョアンナ・メイシー、ゲーリー・スナイダーら現代思想家・実践者の言葉までを収録。
  自然を「守る対象」としてではなく、人間存在と不可分の〈教師〉あるいは〈避難所〉として捉える仏教的世界観が、多層的に示されています。
  思想史的資料集であると同時に、社会行動・環境運動・日常実践へと開かれた実践書でもあり、環境倫理、宗教思想、エンゲージド・ブディズムに関心をもつ読者にとって、今なお示唆に富む一冊と言えます。
  
  ●主な目次訳
  ・1: 仏教伝統からの教え
  ・2: 現代における教えの解釈
  ・3: 世界の中の仏教
  ・4: 仏教実践としての環境運動
  ・5: 日常の修行、野生の修行
  ・6: 仏教思想と行動の課題
  ・7: 儀礼と日常実践のための読誦
  
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