夏目漱石著 ; 名著複刻全集編集委員会編、日本近代文学館 ほるぷ、1975年、5, 488p、23c・・・
「名著複刻 漱石文学館」(日本近代文学館・ほるぷ発行、1975年刊)所収。大正元年(1912年)9月から翌年4月まで東京朝日新聞・大阪朝日新聞に連載された、夏目漱石中期の代表作「彼岸過迄」の初版本(春陽堂刊)を忠実に復刻したものです。「元日から彼岸過ぎまで書くつもりだから彼岸過迄と名づける」という漱石自身の言葉に由来する題名で知られ、独立した短編を繋ぎ合わせながら一つの長編を構成するという実験的な手法が用いられています。主人公・田川敬太郎の目を通して語られる須永市蔵の屈折した心理は、後の「行人」「こゝろ」へと連なる漱石文学のエゴイズム探求の起点として高く評価されています。函・外函・パラフィン紙の三点が揃い、線引き・書き込みなく、本体はパラフィン紙に包まれた美本です。価格は送料込みです。
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