大鴉の啼く冬 ＜創元推理文庫＞

空の幻像 ＜創元推理文庫＞

地の告発　　＜創元推理文庫＞ ＜創元推理文庫＞ 　　　ペレス警部が参列したささやかな葬儀の最中、大きな地滑りが発生。周辺住民の安否確認をすると、崩壊した空き家から身元不明の女性の遺体が見つかる。ところが検死の結果、女性が死んだのは地滑りの前、しかもその死は他殺によるものと判明。警部は殺人事件の被害者探しと犯人探しを同時におこなうことになる……。シェトランド諸島を舞台に、英国現代本格ミステリの進化と深化を実証しつづける名シリーズの新たなマイルストーン。

空の幻像　＜創元推理文庫＞ ＜創元推理文庫＞ 　　旧友の結婚式のためシェトランドを訪れたテレビ関係者の女性は、「海辺で踊る白い服の少女を見た」と同行した友人に話した翌日、失踪しやがて死体で発見される。彼女が目撃したのは数十年前に溺死した少女の幻影なのか? “少女"と事件との関係は? ペレス警部は、同僚のリーヴズ警部や部下のサンディ刑事とともに捜査に当たり、被害者の背景をさぐるためロンドンに渡る。現代本格ミステリの最高峰、ペレス警部シリーズ最新作。

水の葬送　＜創元推理文庫＞ ＜創元推理文庫 Mク13-5＞ 　　　外海に流されようとしていた死体は地元出身の若い新聞記者だった。病気休暇中のペレス警部も捜査に復帰し、再びシェトランド島を舞台に展開する現代英国本格の新たな傑作。

青雷の光る秋　　＜創元推理文庫＞ ＜創元推理文庫 Mク13-4＞ ペレス警部は婚約者のフランを両親に紹介するために、二人で故郷のフェア島を訪れていた。 しかし、島のフィールドセンターでひらかれた婚約祝いパーティーの直後、センターの職員アンジェラが殺される。からり嵐でシェトランド本島との交通が途絶したため、単独捜査を開始した警部だが、奮闘むなしくついには第二の殺人が―現代英国ミステリの至宝「シェトランド四重奏」最終章。