太田 一郎、創樹社、昭和 54年(1979年) 第1刷、278 p 絶版、サイズ(cm): 19・・・
ここに収めたものは、昭和四十二年に上梓した『現代短歌ノート」以後における私の短歌に関 する評論・エッセイの類の大部分です。これらは巻末の掲載紙誌一覧にもみられるとおり、そのときどきの紙誌の依頼に応じて書かれたものであり、とくに相互間にまとまりのあるものではありません。本書の各章のうち1は中世和歌に関するもので、藤原定家を主題とする二つの文章を収めてい ます。これはいうまでもなく新古今の世界とくに定家自体への関心に魅かれて書かれたものです。 また2は近代短歌に関するもので、迢空・茂吉についての作家論をはじめとして、文人という側 面から近代歌風を見直そうとする試論や赤木桁平宛書簡をめぐる大正期の歌人に関する資料、作家中島敦の短歌作品についての小文などを含んでいます。さらに3と4は現代短歌に関するものですが、3には短歌時評や時論風のエッセイなどをあつ めており、4には塚本邦雄をはじめとする歌集・歌論集などについての若干の文章を収めています。 ―あとがき より
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