角田 房子、新潮社、昭和 55年(1980年) 10月25日 7刷、270 p モノクロ口絵:2頁 ・・・
昭和二十年八月十五日朝、日本の敗戦を目の前にして「一死 大罪を謝し奉る」と書き残し劇的な自決を遂げた大日本帝国最後の陸軍大臣・阿南惟幾。必ずしも武運に恵まれていたとはいえず、帝国陸軍の典型的軍人として平凡な道を歩んでいた彼は、その生涯最後の四か月、帝国陸軍の統率者という要職を担う。戦局が極度に悪化し、徹底抗戦、国体護持を叫ぶ青年将校と、連日の空襲で国土を焼かれ疲弊した国民との間に挟まれながら、巨大な組織の統率者として歴史の舵取りを託された彼は、何を考え、何を決断したのか。 目次:三十三回忌 / 二・二六事件の訓話 / 乃木将軍と小さな中学生 / 無色の将 / 徳義は戦力なり / 積極の士 / 第二方面軍司令官 / 豪北戦線へ / 孤独の決意 / ビアク島死守 / 玉砕、待て / 楠公精神むなし / 航空総監として東京へ / 陸軍三条件を負う / 戦艦大和、海底へ / 「世界情勢判断」と「国力の現状」 / 天皇の意志 / ポツダム宣言 / 最後の闘い
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