黄俊傑 著 ; 工藤卓司 訳、ぺりかん社、2014年初版1刷、385p、22cm
2014年初版1刷。カバー・帯付属。定価:5,600円+税。
カバー上端に微スレ・上角に小シワがありますが、それ以外は良好な状態です。
●別タイトル:徳川日本《論語》詮釋史論
●本書は、黄俊傑著『徳川日本《論語》詮釋史論』(臺北 : 臺灣大學出版中心、二〇〇六年初版、二〇〇七年増訂二版)の日本語版
●内容説明
東アジア最高の経典『論語』—現代でも愛読され続けているこの書物の日本における価値の源泉を、江戸時代の儒者による解釈と注釈に求め、“東アジア儒学”という多元的な視野から比較してその意義と特質を見定める。
●目次
第1章 中日儒学思想史のコンテクストから論じる「経典性」の意義
第2章 経典解釈における「コンテクスト的転換」—中日儒家思想史の視野から
第3章 日本儒学における『論語』—『孟子』との比較を通じて
第4章 護教学としての経典解釈学—伊藤仁斎
第5章 政治論としての経典解釈学—荻生徂徠
第6章 日本儒者の『論語』「学而時習之」解釈
第7章 日本儒者の『論語』「吾道一以貫之」解釈
第8章 日本儒者の『論語』「五十而知天命」解釈
第9章 日本儒者の経典解釈の伝統的特質—「実学」の日本的コンテクスト
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