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李海濬 著　井上和枝 訳、法政大学出版局、２００６年、３８４ページ

李海濬 著 ; 井上和枝 訳、法政大学出版局、2006年初版1刷、xii, 375, 9p、22cm

2006年初版1刷。カバー・帯付属。
やや古書臭、カバー上端に微スレ・一部に薄いくすみがありますが、それ以外は特に問題はありません。

●シリーズ名：韓国の学術と文化, 24

●標題紙裏の英文タイトル：The history of village society in the Chosun dynasty

●原本日本語タイトル(「訳者あとがき」による): 「朝鮮時期の村落社会史」

●原書名：조선시기 촌락사회사

●内容説明
１４世紀以降の朝鮮時代、人々は、地縁・血縁に基づく生産・生活の共同空間であり、行政と文化の根源的単位となる伝統的集落マウルを中心に、村落社会を形成してきた。その歴史的な村落の構造的変化を展望して、村落自治の発展、祭祀や習俗も含む落村生活の具体相を、地方史料の周到な読解により解明する。支配層の動向を中心とした従来の村落社会史研究を、村落民とその伝統的組織の視座に立つ研究へと転換させ、前近代東アジア村落社会の比較検討に貴重な礎を築いた労作。前近代地方史の「資料論」で、研究案内となる「村落の組織と運営資料」を付す。

●目次
第１章　村落・村落民、村落組織
第２章　村落の位相と編成
第３章　村落共同体と村落民組織
第４章　士族組織と村落民組織
第５章　同族マウルの形成と組織
参考資料　村落の組織と運営資料

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